50余年間続く幼児教育のエキスパート

KUMA EDUCATIONAL CENTER

CURRICULUM

通年クラスのカリキュラム

小学部のカリキュラム


対象生年月日
平成22年4月2日〜平成29年4月1日

ステップアップベアⅠ・Ⅱ・Ⅲ(1~3年生クラス)(必修授業)

明るく、楽しく、しかし、厳しく。

小学1~3年生までの国語・算数の学習指導を週1回行うコースで、各学年ともに、中学受験を意識し、学力向上を目的としたカリキュラムになっております。 同時に、低学年教育に欠くことのできない以下の3つのことがらを、授業の中でしっかり学び取れる指導を心掛けております。

  • ・文字・数字が丁寧に書ける。
  • ・聞く姿勢が備わり、同時に自分の考えを相手に伝えられる。
  • ・文章をその情景・状況を踏まえながら、しっかりと読める。

2023年度より、上記に加え、これから社会で生きていくのに欠かせないコミュニケーション力・考える力を養っていく内容を盛り込んでおります。

途中入塾の方、塾通いの経験ゼロの方もおられます。ぜひ一度、お子様とご一緒に教室へお越し下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

[カリキュラム説明]

算数

算数は、計算・数量関係・図形・文章題の各分野の学習の中でも、とりわけ文章題に時間をかけて指導します。なぜなら、文章題こそ「思考力を高める一番良い単元」であるからです。 くま教育センターの算数の軸は、「線文図/テープ図」です。図の力を借り、理詰めで解くところに特色があります。低学年ではあまり馴染みのない「図」を用いることにより、中学受験問題を解く際にも大いに役立ちます。単に出てきた数字を訳も分からず足したりかけたりして答えを出すやり方では、一番大切な「考える力」を向上させることはできません。

<テープ図で解く問題>

■例題(1年生教材より類題)

子どもがよこ1れつにならんでいます。たろうくんは左から13ばん目、右から11ばん目にならんでいます。子どもはぜんぶでなん人ならんでいますか。

<線分図で解く問題>

■例題(2年生教材より類題)

電車に145人のっています。つぎの駅で25人のり、何人かおりたところ、電車にのっている人の数は99人になりました。駅では何人おりましたか。

国語

国語は「読解問題」・「文法問題」・「漢字問題」で構成されています。中でも読解は授業時間の半分以上を使います。登場人物の心情変化や場面設定などを正確に捉える力を養うには、やはり時間を要します。低学年の間に、読むことの楽しさを実感でき、創造豊かな心を作り上げるような進め方を心掛けます。 文法では、1年生から「文型」や「品詞」に触れます。これによって「読解力」が身につき、作文力も高まるからです。漢字学習は、熟語作りを中心に幅広く問題に取り組みます。

<文図の問題>

■例題(1年生教材より類題)

つぎの文を絵に書きこみましょう。

☆わたしの いもうとは とても なきむしだ。

くま教育センターでは、低学年では、文図をヒトの図に置き換えて指導しております。まずは、からだ(述語)から当てはめます。述語は、基本的には文の終わりにあります(一部例外があります)。この問題の場合は「なきむしだ」です。つぎに、あたま(主語)を当てはめます。述語に対して、「だれ(何)が・は」に当たるものです。ですから、この問題の場合は「いもうとは」です。それから、ぼうし(主語をかざることば)を当てはめます。だれの「いもうとが」なのかを考えると、「わたしの」と分かります。最後に、ようふく(述語をかざることば)を当てはめます。どのように「なきむしだ」なのかを考えると、「とても」と分かります。以上から、ヒトの図に当てはめると、下図のようになります。そのあと、ヒトの図から文図へ当てはめます。

<接続語の問題>

■例題(1年生教材より類題)

つぎの▢に当てはまるつなぎことばを書きましょう。

☆きのうは雨がふりました。▢、えんそくはちゅうしになりました。

接続語は、低学年では「つなぎことば」と呼びます。接続語は、大きく分けて6種類あります。それを低学年でも理解できる考え方で指導しております。たとえば、この問題の場合は、前の文と後の文の関係を考えます。雨が降って、遠足が中止になるのはあたりまえだから、あたりまえのときのつなぎことばの「だから(それで・したがって)」が答えとなります(順接)。

ただ文章を読んだり、読解問題を解いたりするだけでは、十分に「読解力」は身につきません。
低学年からじっくりと時間をかけて、文法問題を繰り返し学習することにより、「読解力」や「作文力」が少しずつ身についてきます。「低学年だし、塾はまだ早い」とお考えのみなさん、計算などの問題を解く力はあっても、「集中力」や「持続力」、そして、何より「思考力」や「読解力」は長年積み重ねない限り身につきません。
低学年期から「やり続ける」からこそ、高学年での学習にも身が入り、培った「思考力」や「読解力」が活きてくるのです。 途中入塾の方、塾通いの経験ゼロの方もおられます。お子様とご一緒に教室へお越し下さい。お待ち致しております。

アクティブラーニング

近年、小学校では、主体的・対話的で深い学び、いわゆる「アクティブラーニング」を行っております。アクティブラーニングは、教員の一方的な解説を聞き、知識を得るだけの授業ではなく、子どもが主体的に参加し、クラスメイトと一緒に深く考えながら課題を解決する力を養うことを目的としております。
2023年度からは、通常クラスでテキストの問題について、簡単なプレゼン・ディベートを行い、人前でも元気よく大きな声で発言できるようにします。

思考力レッスン

思考力レッスンは、「想像する力(イマジネーション)」「論理的に考える力」「ひらめき(クリエイティブ)」の3要素をバランスよく、同時に伸ばしていくことを目的としております。課題に向かい、その達成のために試行錯誤することで、考える力や非認知能力がグンと伸びます。「できた!」の達成感を共感し、自己肯定感を高めます。

4〜6年生通常クラス(必修授業)

きめ細かな受験指導。

中学受験の対策を目的としたクラスです。4年生は【国語・算数・理科】、5、6年生は【国語・算数・理科・社会】を各学年・各教科週1回行います。見た目は大人でも心はまだまだ幼い高学年。受験に必要な学習は、中学受験専門の教師が責任を持って指導いたします。そして、心の底から感動し、悲しいことに涙する「喜怒哀楽」を素直に表現できる子どもたちを育てる指導を心掛けています。今すべきことは何か、毎回の授業で子どもたちに投げかけ授業を進めてまいります。学習で悩まれている方、一度教室までお越しください。